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Salt Story
かく山の麓の 塩のくすりにて 井田ともいふぞ 内裏から名に
この歌は、およそ1500年に第20代安康天皇が詠まれた和歌。
「角山(かくやま)のふもとで焼いた塩を薬にしたら病気が治ったので、その土地の名前は「癒えた」からとって「井田」に。そしてこれからは塩の事も、宮中言葉で『イタ』と呼ぶことにしよう」という意味です。
1500年前というと、あの聖徳太子が生まれるより更に100年も前のこと。井田の塩の歴史は、もはや伝説に近い といっても過言ではありません。
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