​Salt Story

かく山の麓の 塩のくすりにて 井田ともいふぞ 内裏から名に

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この歌は、およそ1500年に第20代安康天皇が詠まれた和歌。
「角山(かくやま)のふもとで焼いた塩を薬にしたら病気が治ったので、その土地の名前は「癒えた」からとって「井田」に。そしてこれからは塩の事も、宮中言葉で『イタ』と呼ぶことにしよう」という意味です。
1500年前というと、あの聖徳太子が生まれるより更に100年も前のこと。井田の塩の歴史は、もはや伝説に近いといっても過言ではありません。

 

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「井田の歴史を取り戻したい」

​しかしながら、歴史深い井田塩ですが、この悠久の時の中でいつしかその存在を消してしまいます。

「井田の歴史ある産業を取り戻し、村おこしとして取り戻したい」。そんな思いから初代・奥田三樹夫が井田塩を復活させたのは2005年ごろ。およそ16年前のことでした。​民宿業の傍ら、
当時の文献や塩の製法の情報を集め再現し「美味しい塩の作り方」を研究する日々。

多くの方のお力もお借りして、井田塩は1500年の時を経て復活しました。
​いまではその美味しさで再び多くの方に愛していただいています。

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